※本記事にはプロモーションが含まれています
「保育士になりたいけど、通信講座って難しいの?」
「子育てや仕事と両立できるのかな…」
「独学の方が簡単?お金を払って挫折したらどうしよう…」
こんな不安を抱えて、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。
実際、私の職場にも通信講座から保育士資格を取得した人が数名いますが、みんな最初は同じ不安を抱えていました。
結論からお伝えすると、通信講座は「難しい」からこそ、「続けやすい仕組み」で支えてくれる存在です。
今回はその理由を、現役保育士の視点から詳しくお伝えしていきます。
目次
なぜ「通信講座は難しい」と感じるのか?
まず整理したいのは、「通信講座って難しいのかな?」という気持ちは、実は「自分にできるかな?」という 不安の投影 だということです。
人は新しいことに挑戦する前、以下のような心理的不安を抱えやすいとされています。
- 失敗回避の心理
「お金や時間をかけて挑戦しても失敗するかもしれない…」という恐れ。 - 社会的比較の心理
「他の人はうまくやっているのに、自分だけできなかったら恥ずかしい」という気持ち。 - 自己効力感の低さ
「自分には最後までやり遂げる力があるだろうか…」という自己評価の低さ。
つまり、「難しいかどうか」を知りたいのではなく、安心して一歩を踏み出す根拠がほしいのです。

この記事ではその気持ちに寄り添いながら、現実的な保育士試験の難易度、通信講座と独学の違い、続けるコツを解説していきます。
保育士試験の難易度をざっくり解説
まず、保育士試験そのものがどの程度の難易度なのか、客観的なデータを見てみましょう。
基本情報
- 科目数: 筆記試験9科目 + 実技試験2分野
- 合格基準: 各科目60%以上(6割取れば合格)
- 科目合格制: 合格した科目は3年間有効
※筆記試験科目: 保育の心理学 / 保育原理 / 教育原理・社会的養護 / 子どもの保健 / 子どもの食と栄養 / 保育実習理論 / 社会福祉 / 児童家庭福祉 / 社会的養護の以上9科目
※実技試験分野: 音楽表現・造形表現・言語表現から2分野を選択
合格率の推移
保育士試験の合格率は例年20%前後で推移しており、決して簡単な試験ではありません。過去の合格率の推移
年度 | 受験者(人) | 合格者(人) | 合格率(%) |
---|---|---|---|
2019年 | 77,076 | 18,330 | 23.7 |
2020年 | 44,914 | 10,890 | 24.2 |
2021年 | 83,175 | 16,600 | 19.9 |
2022年 | 79,378 | 23,758 | 29.9 |
2023年 | 66,625 | 17,955 | 26.9 |
保育士試験はここ5年でおおむね20%前後の合格率で推移しています。この数字から、保育士試験が決して簡単ではないことがわかります。
合格までにかかる受験回数
受験回数 | 割合(%) |
---|---|
1回目 | 15.0 |
2回目 | 32.9 |
3回目 | 22.1 |
4回目 | 13.0 |
5回目 | 6.6 |
6回以上 | 10.1 |
アンケート調査によると、最も多いのは2回目(32.9%)で、次に3回目(22.1%)となっています。つまり「一発合格は少数派」で、複数回挑戦する人が多数派といえます。
必要な勉強時間
筆記試験9科目の目安勉強時間は100時間程度で、3ヵ月程度は要するとされています。ただし、これは最低限の時間。実際はもう少し余裕を見ておく必要があります。
働きながらだったり、子育てをしながらだったり、保育士試験の勉強だけを毎日何時間も行うことはできないことを考えると、大多数の人が半年から1年程度の学習期間を設けているのが現実です。
通信講座が「難しい」と言われる理由
ではなぜ、通信講座が難しいと言われるのでしょうか。その理由を探っていきます。
- 自分で学習ペースを管理しないといけない
→ 教室に通うような強制力がないため、忙しさに流されて勉強が後回しになりやすい。 - 質問しなければ解決できない
→ サポートはあるが、自分から積極的に質問しないと疑問が残りがち。 - 実技対策を忘れがち
→ 筆記試験に集中してしまい、実技の準備が遅れるケースが多い。

最終的にやるやらないかは自分次第で、学校のように強制的に学びの時間が作れるわけではありません。そのため、「通信講座の勉強が難しい」のではなく、「通信講座で自分自身が頑張っていけるかどうかが難しい」という捉え方が多いようです。
難しさを解決するための工夫
通信講座を続けていくことが難しいという方は、かんたんな工夫でハードルを少し下げる方法がおすすめ。
- 学習ペースは「小さく毎日」がおすすめ
→ 1日30分でも続ければ積み重なり、焦らず進められる。 - サポートは「積極的に使う」
→ 疑問をため込まず、メールや質問フォームで気軽に解決。 - 実技対策は「早めに手をつける」
→ 簡単な歌や絵を日常から練習しておくと、本番直前に慌てない。
通信講座は「難しい」と言われることがありますが、それは正しい使い方を知らずに挫折してしまう人がいるからです。
逆に、サポートを活用し、ペースを工夫し、実技を早めに準備すれば、独学より合格への近道になります。
通信講座と独学どちらにしようか迷ったら
通信講座と独学、どちらが自分に合うか迷いますよね。ここではまず「独学」の特徴をわかりやすく整理します。自分の生活スタイルや学習のクセと照らし合わせて読んでみてください。
独学の特徴
メリット
- 費用が安い(テキスト代5,000円〜1万円程度)
→ 初期費用が抑えられるので「まずは試してみたい」という人には手が出しやすい選択 - 自分のペースで進められる
→ 焦らずマイペースに進めたい人に向いていますが、逆にだらけるリスクあり - 時間に縛られない
→ 自由な時間に好きなだけ学べるので、忙しい日の調整がしやすいメリットあり
デメリット
- どこが重要ポイントかわからない
→ テキストを読んでも「試験で問われやすい部分」が分散しがちなので、効率が落ちやすい - 情報収集に時間がかかる
→ 試験の変更点や出題傾向の把握、実技の詳しい対策などを自分で探す必要があり、思ったより手間がかかる - 実技試験対策も自分で調べる必要あり
→ 実技は実践的な練習やフィードバックが重要。独学だと「やり方は合っているのか」がわからない - モチベーション維持が困難
→ 目に見える締め切りや他者の存在がないと、続けるのが難しく感じる - 質問できる相手がいない
→ 疑問点を放置すると理解が積み上がらず、効率的な学習ができない。仲間やメンターの存在は思った以上に重要

以上が独学で保育士資格の勉強をするときのメリットデメリットです。一人で勉強を進めることが得意な人でも、保育ジャンルという独独の学習内容に迷いが出ることが多いのが現状です。
通信講座の特徴
次は通信講座についても知っておきましょう。
メリット
- 重要ポイントが整理されている
→ 試験に出やすい部分がコンパクトにまとまっているので、効率的に勉強を進められる - 添削指導で理解度を確認できる
→ 自分では気づきにくい弱点を講師が指摘してくれるので、学習の質が上がる - 質問サポートがある
→ わからないところをすぐ解決できるため、独学より挫折しにくい - 実技試験対策も充実
→ ピアノや絵画など独学だと難しい分野も、映像教材や模範例でしっかり学べる - 学習スケジュールが組まれている
→ 計画通りに進めやすいので、時間管理が苦手な人でも安心
デメリット
- 受講費用は、およそ5~10万円程度
→ 独学よりは高額なので、初期投資としての負担は大きい - ペースが合わない場合もある
→ あらかじめ用意されたスケジュールに追いつけないと、教材がたまってしまうこともある

通信講座は「効率よく勉強を進めたい人」にはぴったりの方法です。ただし、費用やスケジュール管理にプレッシャーを感じる人もいるので、自分の生活リズムや性格に合うかどうかを考えて選ぶのが大切ですよ。
通信講座をラクに進めるコツ
私が見てきた合格者たちに共通する「賢い勉強法」をお教えします。
スキマ時間学習を習慣化する
効果的なスキマ時間活用法
- 通勤時間: スマホで動画講義を視聴
- 家事の合間: 音声講義を聞き流し
- 寝かしつけ後: テキストを読む時間に
- 休憩時間: 一問一答アプリで復習

働きながら保育士試験に合格するには、限られた時間で効率よく勉強する作業が求められます。まとまった時間を作るより、スキマ時間を積み重ねる方が現実的です。
家族の協力を得る
家族の協力という部分は見落としがちなのですが、国家資格を取るということはとても大変なこと。一人で頑張ろうとせず、周りの人に協力してもらうとより勉強がはかどりますよ。
協力してもらえること
- 勉強時間の確保(子どもの面倒を見てもらう)
- 家事の分担
- 励ましの言葉
- 実技練習の相手になってもらう
添削課題やサポートを必ず活用
保育士資格講座にはどの講座もほとんど添削指導が付いており、丁寧に添削してもらえます。ご自身の勘違いして覚えている点や弱点が客観的にわかり、着実に実力アップできます
添削ってちょっと面倒~って感じるかもしれませんが、確実に実力アップにつながりますよ。もし講座をうけることになったら必ず提出しましょう。
合格体験記や仲間の存在を励みにする
一人だとくじけそうになるんです!なので、同じ目標を持つ仲間の存在は大きな支えにし頑張る方法もおすすめ。
活用できるもの
- 通信講座の受講生コミュニティ
- SNSの保育士受験グループ
- 合格体験記(リアルな声が励みになる)

今はXやInstagram、Threadsなど、同じ境遇の人と出会える機会がたくさんあります。保育士を目指している人はあなたと同じような気持ちを抱えている可能性も。コミュニティなどで情報交換し、お互いに刺激をしあえるとより勉強がはかどりますよ。
おすすめの通信講座3選
現役保育士の視点から、おすすめの3つの講座をご紹介します。
保育士通信講座 3社比較表(2025年9月時点)
① 四谷学院の保育士講座
こんな方におすすめ: 少し高額の受講料ではあるが、着実に学習を進めていきたい方
特徴
- 55段階の学習システムで勉強が苦手な人も徹底サポート
- 受講者の7割近くの人が合格している=続けられたという実績
- 講義動画→テキスト→演習トレーニングのサイクルを繰り返し、理解→記憶→定着のサイクルに自然と乗って進むことができる効率のよい学習スタイル
費用: 一括払い79,800円~(税込)(四谷学院公式サイトでチェック)

勉強が苦手な人でも続けられる仕組みが魅力的ですが、心配・・・と思っている方には少し値段が高いかな・・・という印象はあります。ただ、四谷学院の通信講座は保育士の私から見ても、かなり充実の内容になっています。
② ユーキャンの保育士講座
こんな方におすすめ: 知名度のある会社で安心して学習したい方
特徴
- 過去10年間で15,381名が合格の実績
- スマホでも学べる「学びオンライン プラス」は隙間時間に活用可
- 知名度が高くSNSなどで同じ受講者を探しやすい
費用: 一括払い64,000円~(税込)(ユーキャン公式サイトでチェック)

通信資格と言えば「ユーキャン」と言っても過言ではないほど有名。それゆえに過去のデータ分析量は圧倒的です。難易度の高い試験だからこそ、実績が多くサポート体制の整っているユーキャンは安心ですね。価格もキャンペーンなどで少しお得に受講できる可能性もあるので、「難しくて心配」と感じている人にはちょうどいい講座です。
③ キャリカレの保育士資格講座
こんな方におすすめ: コストを抑えつつ充実したサポートを求める方
特徴
- 他講座と比べると圧倒的安さ
- 不合格時の全額返金保証(条件あり)
- 合格すればもう一つ、講座受講無料の特典あり
費用: 19,800円~(税込)※キャンペーンで変動あり(キャリカレ公式サイトでチェック)

紹介した3社の中では最もリーズナブルでありながら、返金保証制度があるため「もし不合格だったら…」という不安も軽減されるのがキャリカレの特徴。「難しくて続けられるか心配・・・」という方にも手を出しやすい価格設定になっています(キャンペーン時のみ)。保育士の試験に合格すれば、更にもう一つ無料で受講できる特典もあり、お得感も得ることができます。
結論:通信講座は「難しい」からこそ、「続けやすい仕組み」で支えてくれる存在
結論は最初にもお伝えしましたが、通信講座が難しいのではありません。通信講座はむしろ「難しい保育の勉強を学びやすくしてくれる最強のツール」です。
保育士試験は筆記試験9科目・実技試験2科目と学習範囲が幅広いため、要点のまとまったテキストで効率化を図ることが必要不可欠です。「勉強を効率化して、合格に近づけるためのツール」と考えるのが正解です。
通信講座の本当の価値は「難易度を下げる」ことではなく、「効率的に合格力を身につける仕組み」にあるのです。
「難しい?」は不安の表れ。でも合格は十分可能
- 保育士試験は合格率20%前後。簡単ではないけれど、仕組みを使えば現実的に合格可能。
- 通信講座は「難しい勉強を、続けやすくするための伴走者」。
- 独学より効率的で、挫折防止・実技対策・質問環境など安心感が大きい。
- 一発合格は少なくても、科目合格制だから3年計画で十分に取得できる。
「難しい」と感じるのは、まだ始めていないから。多くの先輩保育士も最初は不安でした。でも、実際に始めてみると「案外できる」と思える瞬間が必ず来ます。
現役保育士の私から言わせていただくと、保育士は本当にやりがいのある素晴らしい仕事です。
子どもたちの成長を見守り、「先生ありがとう」と言ってもらえる毎日は、何にも代えがたい喜びです。
まずは一歩。資料請求から始めてみませんか?
安心の【ユーキャン】
効率重視の【四谷学院】
コスパ最高の【キャリカレ】
どの講座もあなたにとって心強い味方になってくれます。

現役保育士として、新しく保育士を目指すあなたを心から応援しています。保育の世界でお待ちしています。