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育てにくい赤ちゃんの特徴とは?0〜2歳ママ向けチェックリスト

※本記事にはプロモーションが含まれています

もしかして、うちの子育てにくい…?

子育てをしている中で、ふとそんな疑問が浮かぶことありますよね。

この記事は、0〜2歳の育児に悩む保護者の方はもちろん、保育の現場で「育てにくさ」を感じる子と関わっている保育士さんにも読んでほしい内容です。
また、保育士さんが保護者の悩みを理解するヒントにもなりますよ。

 

もず先生
もず先生

ママ向けの記事ですが、是非保育士さんにも読んで欲しい内容になっています。子どもたちの“育てにくさ”を感じるママの気持を知ることで、より深い理解や支援をしていけるヒントになるはず。

もしかしてうちの子育てにくい?

どうして「育てにくい」と感じていますか?

  • 夜中に何度も起きる
  • 抱っこしても泣き止まない
  • いつも機嫌が悪い
  • 食事を全然食べない

きっと人によって感じ方は様々ですが、このような声を現場でも良く耳にします。

「他の子はもっと手がかからないのに、なんでうちの子だけ…」 「私の育て方が悪いのかな?」

 

そんな風に悩んでいるママへ。
まず最初にお伝えしたいのは、あなたは決して悪くないということです。

 

私は保育士として11年間、たくさんの子どもたちと関わってきました。そして、自分自身も「育てにくい」と感じる子どもを育てた経験があります。だからこそ、今この記事を読んでいるあなたの気持ちが痛いほどわかるんです!

 

もず先生
もず先生

実は、「育てにくさ」の裏には隠れた理由があることが多いということを知っていますか?それは決して親のせいではなく、お子さんの個性や特性によるものかもしれません。

 

「育てにくい」と感じるのはなぜ?

「育てにくい」と感じる原因は様々ですが、保育士としてよく相談に乗る項目とその捉え方をピックアップしていきます。

抱っこしても泣き止まない

「抱っこすれば泣き止む」と思っていたのに、何をしても泣き続ける。授乳してもオムツを替えても、まだ泣いている。

 

そんな時、「私の抱っこが下手なのかな」「愛情が足りないのかな」と思ってしまいますよね。

もず先生
もず先生

でも実は、赤ちゃんの中には感覚が敏感で、音や光、肌触りなどに過敏に反応してしまう子がいます。そういう子は、環境に慣れるまで時間がかかることがあるんです。

 

なので、愛情不足や抱っこが下手という母親側の要因はあまり関係ないことが多いんです。

 

生活リズムが整わない

「この時期にはもう夜通し寝るはず」
「離乳食も順調に進むはず」
「このレシピで作ったから食べやすいはず」

育児書や周りの話を聞いて、そう思っていたのに、うちの子は全然違う!!

こう感じるママさんもすごく多いんです。

慣れない育児で不安もたくさんある中、周りの情報を取り入れ頑張っているママたちは本当にすごいと思います!頑張っているのに、子どもは全然思ったように反応してくれない・・

 

もず先生
もず先生

これは、お子さんの体内時計や消化機能の発達ペースが違うからかもしれません。発達のスピードは本当に個人差が大きいものです。

 

育児書通りにいかない子どもたち

育児書には「こうすればうまくいく」と書いてあるけれど、うちの子には全然当てはまらない。そんな経験はありませんか?

実は、育児書は「平均的な子」を想定して書かれていることが多いんです。でも、子どもは一人ひとり違います。特に感覚が敏感だったり、こだわりが強かったりする子は、一般的な方法では難しいことがあります。

 

0〜2歳で見られる「育てにくさ」のサイン【チェックリスト付き】

以下のチェックリストで、当てはまるものがあるかチェックしてみてください。多く当てはまるからといって何か問題があるわけではありません。これは「お子さんの個性を理解するためのヒント」として使ってくださいね。

睡眠に関して

  • 入眠に1時間以上かかることが多い
  • 夜中に何度も起きる(3回以上)
  • 抱っこじゃないと寝ない
  • 少しの音でも目を覚ましてしまう
  • 昼寝をしない、または昼寝が短時間
  • 寝る場所が変わると全然寝ない

食事に関して

  • 極端な偏食(同じものしか食べない)
  • 食べ物の食感を嫌がる
  • ミルクや母乳を拒否することがある
  • 食事中にじっとしていられない
  • 食べることに集中できない
  • 新しい食べ物を受け入れない

感覚に関して

  • 音に敏感でギャン泣きする
  • 明るい光を嫌がる
  • 肌触りにこだわりがある(服の素材など)
  • 抱っこの仕方にこだわりがある
  • 人が多い場所を嫌がる
  • 匂いに敏感

動きや行動に関して

  • じっとしていられない
  • 危険な場所でも突進してしまう
  • 同じ動きを繰り返す
  • 移動が激しい(歩き回る、走り回る)
  • 物を投げたり落としたりを繰り返す

気質に関して

  • こだわりが強い(やり方や順番など)
  • 切り替えが苦手
  • 変化を嫌がる
  • 場所見知りが激しい
  • 人見知りが激しい
  • 癇癪を起こしやすい

目安として、5個以上当てはまった場合は、お子さんが少し敏感な気質を持っている可能性があります。でも、これは「問題がある」という意味ではありません。「この子なりの特性がある」ということを理解して、その子に合った関わり方を見つけていけばいいんです。

 

育てにくさ=発達障害?気にしすぎないでOKな場合もあり

チェックリストに多く当てはまったからといって、すぐに「発達障害かも」と心配する必要はありません。

発達には個人差が大きい

0〜2歳の時期は、発達のスピードに大きな個人差があります。今「育てにくい」と感じる特徴も、成長とともに落ち着いてくることがとても多いんです。

 

もず先生
もず先生

私が保育園で見てきた子どもたちの中にも、0歳の頃は本当に手がかかって、お母さんが毎日疲れ果てていた子が、2歳になる頃には落ち着いて、3歳では他の子と変わらず過ごしている、というケースがたくさんありますよ。

 

成長とともに落ち着くケースも

特に感覚の敏感さや睡眠の問題は、脳の発達とともに改善されることが多いです。今は大変でも、半年後、1年後には違う状況になっている可能性があります。

 

もず先生
もず先生

これは私の子育ての経験ですが、2歳頃に落ち着きなく走る我が子に手を焼いていた時、保健師さんから「3歳頃に一度落ち着く傾向もあるみたいですよ。」と言われ、本当に落ち着いてきたという経験があります。

 

保育現場でも「育てにくいけど健常」の子はたくさんいる

保育士として働いていて感じるのは、「育てにくいけれど、特に問題はない」という子がとても多いということです。ただ、その子なりの個性や気質が強いだけで、適切な関わり方をすれば、とても魅力的な子どもたちです。

 

保育士として伝えたいこと|育てにくいは誰かのせいじゃない

約11年間保育士として働き、自分自身も母親として育児を経験した私だからこそ、はっきりと言えることがあります。

環境との相性で「育てにくさ」が強調される

「育てにくい」と感じるのは、お子さんと環境の相性の問題であることが多いんです。

 

例えば、音に敏感な子が騒がしい環境にいれば、当然泣きやすくなります。でも、静かな環境にいれば、とても穏やかに過ごせるかもしれません。

これは、お子さんが悪いわけでも、ママが悪いわけでもありません。ただ、「合わない環境にいる」というだけのことです。

 

がんばってるママほど気づいて悩む

実は、「育てにくい」と感じるのは、ママがお子さんのことをよく見ているからなんです。無関心な人なら気づかないような小さな変化や反応にも、愛情があるからこそ気づいてしまう。

 

そして、「なんとかしてあげたい」「もっと良い関わり方があるはず」と思うからこそ、悩んでしまうんです。これは、ママの愛情の深さの表れでもあります。

親子の特性に「合わなさ」があることも

時には、親子の特性に「合わなさ」があることもあります。例えば、活発なママと慎重派の赤ちゃん、または、のんびりママと刺激を求める赤ちゃん。

これも、どちらが悪いということではありません。お互いの特性を理解して、歩み寄っていけばいいんです。

 

不安なときは誰かに相談してみて

それでもまだ毎日の育児に不安はありますよね。そんなときは一人で抱え込まずに、専門家に相談することも大切です。

相談先一覧

  • 保健師さん:市区町村の保健センターで相談できますよ
  • 子育て支援センター:育児相談や親子教室もおすすめ
  • かかりつけの小児科医:健診の時に相談してもOK

1人で抱えなくていい

お住いの市の子育て支援を利用して、子育ての悩みを個別に相談すると、更に良いヒントが得られるかもしれません。ただ、市のサービスは順番待ちがあったり、ハードルが高かったりするという場合もあると思うので、私も登録している【ふぉぴす】というサービスも紹介しますね。

 

【ふぉぴす】は、お子さまの発達が気になるママパパ向けコミュニティで、子育て中の困ったをすぐに相談できる無料コミュニティなんです。

ふぉぴす~子どもの発達が気になるママパパ向けコミュニティ
もず先生
もず先生

「こんなことで相談するのは大げさかな」と思わないでください。育児の悩みに大小はありません。プロの目から見ると、「なるほど、だからこの子は泣きやすいんですね」「この関わり方を試してみましょう」など、具体的なアドバイスがもらえることがあります。

 

また、同じような悩みを持つママたちとつながることで、「私だけじゃなかった」という安心感を得られることもありますよ。

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まとめ:育てにくさ=悪いことじゃない。むしろ個性のヒント

最後に、私が一番伝えたいことをお話しします。

「育てにくい」と感じるお子さんは、決して問題のある子ではありません。むしろ、豊かな個性を持った子どもたちです。

感覚が敏感な子は、将来芸術的な才能を発揮するかもしれません。こだわりが強い子は、集中力や探究心が優れているかもしれません。活発すぎる子は、運動能力やリーダーシップを発揮するかもしれません。

 

この記事を最後まで読んでくださったということは、きっと何か変わるきっかけが欲しい思っているからだと思います。まずは誰かに相談するところから始めてはいかかでしょうか?

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