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インクルーシブ保育と通常保育の違いとは?メリット・デメリットを徹底解説!

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「インクルーシブ保育って何が違うの?」
「実際の現場ではどんなメリットやデメリットがあるの?」

そんな疑問を抱えている保育士さんも多いのではないでしょうか。

この記事では、インクルーシブ保育と通常保育の違いを分かりやすく解説し、それぞれのメリットとデメリットを整理していきます。

もず先生
もず先生

現場でどのようにインクルーシブ保育を取り入れるべきか、そのポイントもご紹介します。これからインクルーシブ保育を導入したいと考えている方、あるいは通常保育との違いを知りたい方に向けて、現場で役立つ知識をお届けします。

 

インクルーシブ保育とは?

インクルーシブ保育という言葉を聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?

簡単に言うと、インクルーシブ保育は、どんな子どもも一緒に成長できる環境を作ることを目指すという保育です。

なんとなく分かるような。分からないような・・・そこで今回は、インクルーシブ保育の意味や、その理念、具体的な特徴について詳しく見ていきましょう。

インクルーシブ保育の定義

• すべての子どもが共に育つ環境を作る保育

• 個別のニーズに応じた支援を提供

• 障害の有無にかかわらず、同じ場で過ごす

インクルーシブ保育とは、子どもの特性や背景に関係なく、すべての子どもが同じ保育環境で育つことを目指した保育のことです。

これは、発達の違いや障害を持つ子どもたちも含め、誰もが等しく参加できる場を提供するという考え方だと思ってください。

 

もず先生
もず先生

保育士としては、子ども一人ひとりに応じた支援や配慮を行いながら、みんなが一緒に楽しく過ごせる環境を整えていくことが求められます。

つまり、子どもたちがそれぞれのペースで成長できるよう、必要な支援を提供し、共に学び合い、共に育つ環境を整えることが、インクルーシブ保育の目指すところなんです。

「共に育つ」というのは、決して簡単なことではありませんが、そのために私たち保育士が、どのような工夫や支援を行えるかが鍵になります。

同じ場での個別支援

して大きな特徴の一つは、個別支援を行いながら、みんなが同じ場で活動できるようにする点です。

例えば、発達に遅れがある子どもや、特別な支援が必要な子どもに対して、保育士が個別にサポートを提供しつつ、他の子どもたちと一緒に活動できるように配慮します。

また、インクルーシブ保育では、障害の有無にかかわらず、同じクラスやグループで過ごすことが基本です。これにより、子どもたちはお互いの違いを自然に受け入れ、理解し合う力を育むことができます。

こうした環境の中で、子どもたちは自分とは異なる視点や背景を持つ友達と接することで、共感や協力の大切さを学んでいきます。

このように、インクルーシブ保育は、子どもたち一人ひとりが持つ個別のニーズにしっかりと対応しながら、全体として調和の取れた保育環境を作ることを目指しているのです。

もず先生
もず先生

保育士として、このバランスをどのように取っていくかが、インクルーシブ保育の実践において重要なポイントとなってきますね。

通常保育とは?

では逆に通常保育と言うと、皆さんはどんな場面を思い浮かべますか?

• すべての子どもに共通した支援

• 教育カリキュラムに沿った保育

• 集団での活動や生活が中心

少し難しい表現かもしれませんが、通常保育とはこのような保育をさしています。

保育士として日々行っている「通常」の保育が、実はどのような枠組みの中で行われているのかを、改めて振り返ってみましょう。

 

ここでは、もう皆さんは分かっていると思いますが、おさらいとして通常保育の定義や特徴についてお話していきます。

通常保育の一般的な定義

通常保育とは、特別な支援が必要とされる状況がなく、すべての子どもが共通のプログラムやカリキュラムの中で過ごす保育形態のことです。

  

つまり、発達の遅れや障害がなく、特別な個別対応が求められない子どもたちを対象とした保育です。私たち保育士は、日々その場にいる子どもたちに対して、共通のサポートや指導を行い、集団生活を通じて成長を支えていきます。

 

現行の保育制度に基づく通常保育の形態

現在の保育制度では、通常保育は一定の基準に基づいて運営されています。

 

例えば、クラス編成は年齢や発達段階に応じて行われ、各クラスで子どもたちがグループで活動するのが一般的です。

 

教育カリキュラムも、国の基準や保育所の方針に基づいて決められており、知育や体育、情操教育など、バランスの取れたプログラムが提供されます。

 

このように、通常保育では基本的に「一斉保育」が行われており、集団の中で子どもたちが同じ活動を通じて学び、遊び、成長していくことが目的となっています。保育士としては、子どもたちがクラス全体で協力し、規律を守りながら活動できるように指導していく役割があります。

具体的な特徴

通常保育の大きな特徴の一つは、標準的なサポートとクラス運営です。

 

例えば、1日の流れは比較的決まっており、自由遊びや集団遊び、食事やお昼寝の時間が規則的に設けられています。このようなリズムを保つことで、子どもたちに安心感を与え、スムーズな成長を促します。

 

また、通常保育では、クラス全体で共通の活動を行うことが基本ですよね。

例えば、みんなで一緒に歌を歌ったり、工作をしたりといった活動が中心になります。このように、集団で過ごす時間が長くなるため、子どもたちは協力や順番待ちといった社会性を自然と学びます。保育士としては、一人ひとりに細かく目を配りながらも、全体のバランスを見て保育を進めることが求められます。

 

通常保育は、子どもたちが集団生活を通じて基本的な生活習慣や人間関係を学ぶ貴重な場でもあります。私たち保育士にとっては、どの子どもも平等にサポートし、クラス全体の成長を促すという大切な役割を担っているのです。

インクルーシブ保育と通常保育の違いは?

インクルーシブ保育と通常保育では、どのような違いがあるのでしょうか?

 

違いは大まかに分けると3つあります。

• 子どもの個別ニーズへの対応

• 保育士の役割とサポートの違い

• クラス編成とカリキュラムの違い

 

このような点に絞って、違いの解説をしていきたいと思います。

インクルーシブ保育通常保育
子ども一人一人に合わせた個別の対応共通のカリキュラムや日課に基づいて集団で活動を進めていく
その子に合わせた計画全体で同じプログラム
子どもに対してより丁寧な支援を提供する集団でのルールや活動を通じて社会性や協力する力を学ぶ

子どもへの対応方法の違い

まずは、子どもの対応方法についての違いを見ていきます。

インクルーシブ保育では、子ども一人ひとりの個別ニーズに応じた対応が求められます。

 

例えば、発達に違いがある子や特別な支援が必要な子に対しては、その子に合わせた支援計画が立てられ、個別にサポートが行われます。保育士は、全体の流れを見ながらも、特定の子どもに対してより丁寧な支援を提供する役割を担います。

 

一方で、通常保育では、共通のカリキュラムや日課に基づいて集団で活動を進めていくことが基本です。子どもたちは、全体で同じプログラムに参加し、集団でのルールや活動を通じて社会性や協力する力を学びます。

 

保育士の役割の違い

保育士としての役割も、インクルーシブ保育と通常保育では少し異なります。

インクルーシブ保育では、個別支援計画を作成し、それぞれの子どもに合わせたサポートを提供することが求められます。また、クラス全体の活動にうまく参加できるように、個別対応と集団活動のバランスを取る工夫が必要です。時には、支援スタッフや他の専門職と連携しながら、特別なニーズに対応する場面もあります。

対して、通常保育では、集団をまとめ、全体の活動が円滑に進むようにサポートするのが主な役割です。もちろん、一人ひとりに気を配ることは重要ですが、基本的には全員が同じプログラムで過ごすため、クラス全体の調和を重視した指導が中心となります。

  

クラス編成やカリキュラムの違い

 

クラス編成やカリキュラムも、インクルーシブ保育と通常保育では異なります。インクルーシブ保育では、年齢や発達段階にかかわらず、子どもたちが共に過ごすクラス編成が行われることが多い傾向にあります。特に発達に支援が必要な子どもが含まれる場合、個別の支援と集団の活動を組み合わせる形でプログラムが組まれます。 

 

反対に通常保育では、年齢ごとや発達段階に応じてクラスが編成され、カリキュラムもその年齢に合わせた内容で進められます。全員が同じペースで活動するため、全体を統一した指導がしやすく、子どもたちも一貫した流れで成長を促すことができます。

 

もず先生
もず先生

このように、インクルーシブ保育と通常保育では、子どもたちへの対応方法や保育士の役割、そしてクラス編成やカリキュラムにおいて、それぞれ独自の特徴が見られます。保育士として、この違いを理解し、どちらの場面でも適切に対応できることが大切です。

 

インクルーシブ保育のメリット・デメリット

インクルーシブ保育には、どんな良さや難しさがあるのでしょうか?保育士として日々の業務を進める中で、子どもたちがどう育つか、また私たちがどうサポートできるかを考えることは大切ですよね。ここでは、インクルーシブ保育のメリットとデメリットを整理してみました。

メリット

• 子ども同士が共感や理解を育む

• 多様性への理解が深まる

• 個別支援が充実し、発達が促進される

まず、インクルーシブ保育の大きなメリットは、子どもたちが多様性を理解し、共感力を育てることができる点です

異なる背景や発達段階の子どもたちが一緒に過ごすことで、互いの違いを尊重し、協力し合うことを自然に学んでいきます。保育士としても、こうした関係を築く手助けをすることで、子どもたちの成長を強く実感できる瞬間が増えますよね。

さらに、インクルーシブ保育では、発達に応じた個別支援が手厚く行われるため、特別なニーズを持つ子どもにとっても、適切な成長のサポートが得られます。保育士が一人ひとりの状況に合わせた支援を行うことで、全員が自己肯定感を持ちながら安心して保育生活を送ることができます。

デメリット

• 保育士の負担が増える

• クラス全体のバランスが取りにくい

• 特別な配慮により、全体の流れが乱れることがある

 

しかし、インクルーシブ保育にはデメリットもありますよね。例えば保育士の負担が大きくなること。個別支援が必要な子どもがいると、同時にクラス全体を見守りながら、その子に特別な対応をするのは大変です。保育士が不足している場合、特に一人ひとりのケアが行き届かないことも考えられます。

 

また、個別の対応に時間を取られると、クラス全体のバランスが崩れやすくなることがあります。特に、特別な配慮が必要な子どもが多いクラスでは、他の子どもたちが待たされることが増えたり、活動の流れが乱れることも。全体をまとめるために保育士が工夫を重ねる場面が多くなるかもしれませんね。

 

もず先生
もず先生

こうしたメリット・デメリットを理解しながら、保育士としてどのように現場で対応していくか、考えることが大切です。インクルーシブ保育は、子どもたちの未来にとって大きな価値があると同時に、保育士としての柔軟な対応力も問われる保育方法なので、じっくり真剣に向き合っていきたいですね。

インクルーシブ保育と通常保育の今後

インクルーシブ保育と通常保育の違いや、メリット・デメリットの知識も得たところで、インクルーシブ保育の今後についても考えていきましょう。

両者の違いを理解して活用する

インクルーシブ保育と通常保育の違いを理解することは、保育現場での実践に大きな助けとなります。それぞれの保育形態には独自の強みがあり、特定の状況に応じて有効に活用することができるのです。

 

たとえば、通常保育では全体の一体感を重視して活動を進める一方で、インクルーシブ保育はすべての子どもが自分らしく成長できる環境を目指します。

どちらか一方が必ずしも優れているわけではなく、どちらも現場のニーズに応じて適切に使い分けることで、子どもたちに最良のサポートを提供できます。保育士としては、その違いを理解し、状況に合わせて柔軟に対応することが求められます。

子どもたちに応じた保育の選択

各子どもが抱えるニーズはさまざまです。一部の子どもには個別の支援が必要ですが、他の子どもたちには集団の中での社会性を育むことが重要かもしれません。

そのため、インクルーシブ保育と通常保育のどちらがより効果的かを判断することで、すべての子どもにとってより良い学びの場を提供していくことが求められていきます。

長期的視点で平等な成長を目指す

インクルーシブ保育の最大の目標は、すべての子どもが平等に成長できる環境を作ることです。

もず先生
もず先生

正直なところ、今すぐインクルーシブ保育をしていきましょう!と言って、取り入れられるほど、簡単な問題ではありません。

なので、短期的には困難な場面もあるかもしれませんが、長期的にはこの取り組みが子どもたち全体に与えるポジティブな影響は大きいということを感じて取り組んでご思惟と思います。

 

インクルーシブ保育を取り入れる場合は、長期的な目線で、全ての子どもが個々のペースで成長し、自分の特性を尊重される環境が、未来を生きる力を育むということを意識していくといいでしょう。

未来に向けた教育

インクルーシブ保育は、ただの対応ではなく、未来の社会においても役立つスキルや価値観を子どもたちに植え付けることを目標としています。

多様性を受け入れ、共に学び合うことが、将来の社会での共生につながるのです。

もず先生
もず先生

この先の日本を背負って立つ子どもたちの、考え方の基盤作りという意識をしていけるといいですね。

 

インクルーシブ保育に対する個人的見解

では最後に、インクルーシブ保育に対し、「mozせんせい」がどのように感じているのか、お伝えしておきたいと思います。

 

インクルーシブ保育を取り入れていきましょうと言われてから、色々な書籍やSNSなどで、「インクルーシブ保育」という言葉を目にするようになりました。

「インクルーシブ保育は、必要?不必要?」という二択の選択肢を与えられたのなら、もちろん「必要」と即答します。しかし、それを実際の保育に取り入れられるかどうかということはまた別の話。

今の保育の現状で「インクルーシブ保育を!」と求められたら、先生たちの業務がどんどんと増え、更に離職率が高まってしまうと思います。

そういった目線からすると、インクルーシブ保育を取り入れるための環境づくりという点が、何よりも大切なのでは?と感じています。

「インクルーシブ保育」や「こども誰でも通園制度」・・・・新しいことがどんどん求められていく保育業界。悩みが付きませんね。

 

もず先生
もず先生

先生たちの悩みが少しでも軽くなれば・・・と思い、いつでも悩み相談を受け付けています。聞いてほしい!こんな意見だよ!など、コメント欄に書き込んでくれたら嬉しいです!

 

参考書籍

インクルーシブ保育に関する知識を深めるための参考書もご紹介します。初心者向けのものから、より専門的な知識が得られるものまで幅広く揃っていますので、気になる本をぜひ手に取ってみてください。

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4 COMMENTS

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