【発達障害児支援士】と【子ども発達障がい支援実務士】を徹底比較！資格選びのポイントとは？　

資格の違いはあるの？

発達障害について学びたいという意欲的な保育士さんが増えているようですね。

発達支援系の資格を・・と検索してみたものの、何がいいのか分からず戸惑ってしまい、結局何も受講しないまま・・・

となっていませんか？

そこで発達支援系の資格でもメジャーな【四谷学院の発達障害児支援士】と【ユーキャンの子ども発達障がい支援実務士】の内容や価格や受講にかかる期間などの比較ポイントをもとに、どちらの資格が自分に合っているのかを解説します。

国家資格ではありませんが、どちらも大手資格サイトが手掛ける資格なので、意味がないということはありませんよ。

比較表

まずは二つの資格の違いを表で確認してください。

どちらの資格も家庭ではなく、現場で働く人向けの内容になっています。

四谷学院の発達障害児支援士とは？

四谷学院が提供する「発達障害児支援士」は、教育現場で発達障害のある子どもたちを支援するための資格です。保育士や教員を中心に、多くの教育関係者に選ばれています。　

四谷学院の発達障害児支援士は、教育現場における発達障害に特化した資格です。

保育や教育現場で役立つ実践的な知識を学ぶことができ、現場で子どもたちを支援する力を養います。

特徴

• 発達障害（自閉症、ADHD、学習障害など）に対応したクラス運営方法。
• オンラインで学べるスモールステップカリキュラムで、忙しい保育士さんにもピッタリ。
• 理論と実践の両方をバランスよく学べる。

四谷学院は、教育分野で60年以上の実績を持つ信頼の教育機関。

学校法人武蔵野東学園の先生方が現場で実践され、「本当に効果があった」と認められた発達障害児への支援に関する根本的な考え方と現場で使える具体的なノウハウがギュッと詰まった資格です。

事例をベースに学んでいくことができるので、実際の場面を想定しやすく、すぐに現場で使える内容になっています。

こんな人におすすめ

• 発達障害のある子どもをサポートしたい
• 現場での支援力をアップさせたい
• 子どもの特性に合わせた対応を学びたい
• 子どもの問題行動だけでなく保護者との関係についても学びたい先生
• 少しお金をかけてでも実践力を身に付けたい
• 記述形式の試験で自分の実力を試したい

基本的には発達支援の必要な子がいる施設（保育園・幼稚園・学校等）に勤務する支援者向けの内容になっています。

mozせんせい

発達障害のお子さんを抱える保護者というよりは、現場での支援スキルを学びたい人向けですね。

この資格を取るとどうなる？

• 子どもの特性を深く理解し、適切な支援ができるように
• 保護者からの信頼を得られ、相談対応に自信が持てる
• 自分のキャリアアップにもつながり、現場での評価が高まる

四谷学院の発達障害児支援士の資格を取得することで、「その場しのぎの方法」や「場当たり的な指導」ではない、体系的かつ「その子の未来につながる指導」が身に付きます。

結果として、クラスにいる気になる子への関わり方や環境設定について今までとは違う目線で捉えられるようになり、子どもの姿にも変化が出てくるようになります。

発達障害児や、気になる子への対応を知っていることで、クラス運営もうまくいくようになり、結果として先生方の評価が上がったり、施設全体の質が向上すると言えます。

mozせんせい

あの先生なんだか子どもとのかかわりが変わったような・・・と感じてもらえるきっかけになるかもしれませんよ。

ユーキャンの子ども発達障害実務支援士とは？

ユーキャンが提供する「子ども発達障がい支援実務士」は、初心者でもわかりやすいカリキュラムで、発達障害の特性理解から実践的な支援方法まで学べる資格です。

特徴

• 発達障害に関する基礎知識から日常的な支援方法まで学べる
• 家庭や職場での実践に重点を置いた内容
• 自分のペースで学べる柔軟なオンラインカリキュラム
• 発達障がい児を支援する現場で必要な知識とスキルを習得！

主な特徴としては、発達障がい児支援を仕事にしたい方はもちろん、施設等で働いている現職の方のスキルアップや課題解決、保育士や幼稚園教諭、小学校教諭といった教育関連など、幅広い実務の現場で役立つ確かなカリキュラムというところが魅力的な資格です。

こんな人におすすめ

• 発達障害支援の実践方法を学びたい人
• 保育士や教員として基本的な支援方法を身につけたい方
• 大手資格サイトで安心して学びたい
• 専門知識を学びたいけど、資格取得の費用を少しでも抑えたい
• 気軽に資格を取得し仕事に活かしたい
• 今後どんどん需要が高まっていく資格を今のうちに受講してみたい

この「子ども発達障がい支援実務士」は2024年4月に新設されたばかりの資格なので、資格取得者数の実績はまだ多くはありません。

しかし支援者向けの資格も欲しいという現場の声に応えて新設された資格なので、子どもたちと関わる方にはぴったりの資格。

今後どんどん需要が高まってくることが予想されます。

この資格を取るとどうなる？

• 日常生活で発達障害のある子どもへの対応力が向上
• 正しい知識を身につけ、子どもの将来につながる対応ができるようになる
• 職場での信頼が高まり、子どもや保護者との関係がスムーズになる
• 支援者としてのスキルアップにつながる

対象年齢が３歳～小学校６年生なので、対象児のいる現場で働く先生や支援者の方はぜひこの「子ども発達障がい支援実務士」を検討してほしいと思います。

発達障がいのある子や、ちょっと気になる子どものとの適切な関わりが身に付き、現場での信頼感が確実に高まっていきます。

ユーキャンの子ども発達障害実務支援士の詳細はこちら

どちらの資格を選ぶべき？

ここまで２つの資格について紹介してきましたが、じゃあ自分にはどちらがいいのかという判断が難しいですよね。

mozせんせい

なので、現役保育士として、２つの資格がどんな人に向いているのかをお伝えしていきます。

四谷学院の発達障害児支援士が向いている人

• 発達障害に特化した知識を深めたい方
• 忙しい毎日の中でスキマ時間に学びたい方
• 教育現場や保育園で働いている方
• 気になる子がいるクラス運営に困っている方
• レポート形式で資格の取得を目指したい方
• 少しお金をかけてでも実践力を身に付けたい

以上のような内容に当てはまる人は【四谷学院の発達障害児支援士】に向いています。

対象年齢が２～１０歳となっているので、保育士さんとしてスキルアップをしたい方は少し受講価格が高いですが、対象年齢や、学習内容を考慮して、【発達障害児支援士】がおすすめです。

資格取得試験は、学んだ内容を生かして事例の対応方法をレポートで提出するというシステムになっているので、回答は1種類ではありません。

mozせんせい

自分で適切な関わり方を考えて、学びが活かされているかどうか試すことができるのは魅力的ですね。

ユーキャンの子ども発達障がい支援実務士が向いている人

• 大手資格サイトで安心の資格が欲しい
• 保育士・教員などでスキルアップしたい
• 一対一ではなく集団での子供とのかかわりに困っている方
• 家庭向けではなく実務者向けの資格が欲しい方
• できるだけ費用を安く済ませたい方
• 短期間で気軽に発達支援系の資格を取得したい方

以上の内容に多く当てはまる場合は【ユーキャンの子ども発達障がい支援実務士】が向いています。

たくさんの子どもがいる現場での支援は、家庭での1対1のかかわり方とは違った知識が必要です。

この講座はそんな現場の声に耳を傾けて作られており、完全に支援者向けの内容になっています。この資格を通して子どもの理解を深め、たくさんの支援の選択肢を持てることができるようになりますよ。

mozせんせい

四谷学院の発達障害児支援士よりも価格を安く抑えられることも魅力的ですね。　　

資格取得でスキルアップ

四谷学院の発達障害児支援士とユーキャンの子ども発達障がい支援実務士は、どちらも支援者向けの素晴らしい資格です。

• ２～１０歳対象でクラス運営などに役立てるスキルアップをしたい場合は、四谷学院の発達障害児支援士
• ３～１２歳対象で幅広い年齢に対応した支援スキルを学びたい場合は、ユーキャンの子ども発達障がい支援実務士

どちらも、現場での悩みを解決し、子どもたちの未来を明るくする力を身につけることができます。

ぜひ、自分の目指すキャリアに合った資格を選んでみてくださいね！

どちらの資格もオンラインで受講可能なので、忙しい方でも無理なく学べます。この機会に、自分に合った資格を見つけて、発達障害の支援スキルを高めましょう！