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保育士資格は過去問だけで合格できる?効率的な勉強法を徹底解説

※本記事にはプロモーションが含まれています

「保育士試験って、過去問だけで本当に合格できるの?」

 

SNSや掲示板で「過去問だけで受かりました!」という声を見かけて、気になっている方も多いのではないでしょうか。

仕事や子育てで忙しい中、できるだけ効率的に、そして費用を抑えて保育士資格を取得したい…そんな気持ち、とてもよく分かります。

実際に保育士試験の受験者の多くが「過去問中心の勉強」を取り入れているのは事実です。しかし、本当に過去問だけで合格は可能なのでしょうか?

この記事では、保育士として働く私が実際に見聞きした合格者の声をもとに、過去問学習の実態と効率的な勉強法について詳しくお伝えします。

保育士試験は過去問だけで合格できる?実態を解説

SNSでは「過去問だけで合格」の声も

確かにTwitterやInstagramなどでは、「過去問だけで保育士試験に合格できました!」という投稿を見かけることがあります。

これらの声を見ると、「私にもできるかも」と期待してしまいますよね。

しかし、それは一部のケースに限定される

ただし、過去問だけで合格できる方は、実は次のような条件が揃った場合に限られることが多いんです。

  • 十分な勉強時間が確保できる人
  • すでに保育や子育ての基礎知識がある人
  • 学習能力が高く、独学に慣れている人
  • 何度受験しても構わないと考えている人

このような背景の人が「保育士資格を過去問だけで受験する」ということにチャレンジしているようです。

 

保育士試験の現実:科目数が多く、科目落ちでの再受験が多い

保育士試験は全9科目という膨大な試験範囲を誇ります。しかも、各科目で60点以上を取らなければ合格できません。

年度受験者(人)合格者(人)合格率(%)
2019年77,07618,33023.7
2020年44,91410,89024.2
2021年83,17516,60019.9
2022年79,37823,75829.9
2023年66,62517,95526.9
参考:こども家庭庁 保育士試験の実施状況

数字だけを見ると「合格率20〜30%」ですが、ここには大きな落とし穴があります。

保育士試験は全9科目を一度にクリアしなければならず、たった1科目でも60点に届かなければ不合格
その結果、「8科目は合格したのに、1科目だけ落ちてまた来年…」という受験者がとても多いのです。

 

つまり、過去問を解くだけの学習では知識が偏りやすく、この“科目落ち”で涙をのむ可能性が高いといえます。

結論:過去問だけでは難しい

以上の内容を踏まえて結論からお伝えすると、「過去問だけで合格するのは、かなり難しい」のが現状です。

 

過去問だけで合格できないなら、保育士資格を取ることを諦めますか?

 

それとも、「じゃあ、どんな方法で取得するのが手っ取り早いの?」ということが知りたいですか?

 

そんな方にはこちらの記事が人気です↓↓

次は、過去問だけで何とか合格したいという方に向けて、メリット・デメリットをお話していきます。

過去問学習のメリット・デメリット【保育士試験】

過去問だけでの合格はかなり難しいことを理解したうえで、過去問だけで何とか合格したい場合のメリット、デメリットもしっかりと理解しておきましょう。

過去問学習のメリット

過去問を使った学習には、効率的に点数を伸ばせるという大きな魅力があります。

出題傾向をつかめる

保育士試験は、毎年全く新しい問題が出題されるわけではなく、一定の分野や形式に基づいて出題される傾向があります。

過去問を繰り返し解くことで「頻出分野」や「典型的な出題形式」をつかむことができ、効率的に学習の優先順位を決められます。

 

何度も解くことで得点力アップ

同じ問題を繰り返し解くことで、「確実に正答できる問題」を増やすことができます。

短期間で成果が見えやすい方法であるため、限られた時間の中で学習を進める受験生にとっては大きな安心材料となります。

 

③費用を安く抑えられる

過去問の問題集を買うだけで勉強を進めていくので、費用は問題集代だけ。かなりコストを抑えて勉強をすることができます。

お金をかけずに勉強ができるのは最大のメリットかもしれませんね。 

過去問学習のデメリット

ただし、過去問学習のみで合格を目指そうとする場合には、いくつかの課題も存在します。ここを理解せずに学習を進めると、途中で伸び悩む可能性があります。

 

解説が浅いと理解不足のままになる

市販の過去問題集は、解説がどうしても簡潔にとどまりやすい傾向があります。そのため「なぜその答えになるのか」という背景や理論まで深く理解できず、表面的な暗記に終始してしまう危険があります。

結果として、少しひねった問題に対応できないことがあります。

新傾向問題に対応できない

保育士試験では、社会情勢や制度改正に合わせて新しい出題も増えています。過去問だけでは見たことのない形式の問題に対応できず、得点が伸び悩むことがあります。

 

基礎知識ゼロだと過去問の意味がわからない


保育や子どもに関する基礎知識がない状態で過去問を解いても、解説を読んで理解できないケースが多々あります。これでは効率が悪く、時間ばかりかかってしまうのです。

もし過去問だけでの受験を考えいるのであれば、メリットもありますが、デメリットも多い。ということを理解して取り組んでくださいね。

 

合格者は「過去問+基礎学習」の組み合わせが多い

以上のようなメリット・デメリットを踏まえて考えると、最終的に一番のおすすめの学習法は「過去問+基礎学習」の組み合わせ。

 

効率だけを求めて過去問に偏ってしまうと理解が浅くなりがちですが、基礎を固めたうえで過去問に取り組むことで、確実に実力を伸ばすことができます。 

 

特に過去問のデメリットとして懸念される「解説を読んだだけでは理解できない」という弱点は、基礎学習によって補うことが可能です。

実際の合格者の声

私が保育士として働く中で出会った合格者の多くは、次のような学習方法を実践していました。

 

Aさん(30代、2児の母)の場合

最初は過去問だけで挑戦したのですが、1回目は3科目不合格。そこでテキストで基礎をしっかり学んでから過去問演習に取り組んだところ、2回目で残りの科目も合格できました。

 

Bさん(20代、保育補助経験あり)の場合

保育現場の経験があったので過去問だけで合格できると思ったのですが、特に法律や制度に関する科目で苦戦。その後は参考書で理論をしっかり学び、過去問で定着させる勉強法に切り替えたことで合格しました。

 

このように背景は異なっても、どちらのケースも「基礎学習+過去問演習」を組み合わせたことが合格への決め手となっていました。

 

効率的な学習の流れ

多くの合格者が実践していた学習の流れを、目安時間や回数の目標とともに紹介します。

テキストで基礎理解(目安:1~2週間)

各科目の重要ポイントを把握。参考書を一通り読み進め、理解の土台を作る。

過去問演習(目安:3年分×2回以上)

理解度をチェックし、出題形式に慣れる。繰り返すことで「確実に取れる問題」を増やす。

弱点の復習(随時)

間違った問題や理解の浅い分野をテキストで確認。ノートにまとめると効果的。

再度過去問演習(仕上げ)

弱点克服後にもう一度過去問を解くことで定着を確認。本番同様の時間で解く練習も有効。

保育士試験は幅広い知識が問われます。

「過去問だけで受かる人」はごく少数派。効率よく合格を目指すなら、まず基礎を固め、そのうえで過去問を徹底的に解くのが王道の学習法です。 

人気NO.1の保育士試験問題集

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まずはこの本から始めてみていいですね。

まとめ:過去問は必須、でも基礎固めも忘れずに

保育士試験に合格するには、過去問を繰り返し解くことがとても大切です。
ただし「過去問だけ」では理解が浅くなりやすく、少し問題の聞き方が変わると対応できないこともあります。

だからこそ、過去問演習とあわせて基礎知識をしっかり積み上げることが合格への近道です。

 

通信講座を利用するのも選択肢のひとつ

もちろん「過去問+参考書」で独学合格を目指すのも良い方法です。

 
実際に独学で合格している方もたくさんいますし、「まずは独学で挑戦してみよう」と考えるのも自然な流れだと思います。

 

ただ、もし不合格になってしまったり、忙しくて勉強が進まない…と感じたときは、通信講座を利用するのも賢い方法です。
効率的に勉強でき、サポートがある分、結果的に合格までの時間と労力を減らせる方も多いです。

 

「もっと効率よく勉強したい」「独学が不安」という方は、通信講座の活用を検討してみても良いかもしれません。
代表的な講座には、ユーキャン四谷学院などがありますので、自分に合った学び方をチェックしてみてくださいね。

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