転職したいけど、働きながらの転職活動はしても大丈夫なのかな・・・
今の園に辞めると伝えるまでに転職先を決めたほうがいいのかな・・
いつ転職活動をしたらいいんだろう?
いざ、今の園を辞めたい!辞める!と心に決めたものの転職活動はいつ始めたらいいのか、よく分かりませんよね。
そこで、現役保育士さん向け!転職活動のおすすめ方法を紹介します。
目次
保育士は働きながらの転職がおすすめ
結論から言いますと、保育士は働きながらの転職活動が絶対におすすめです。
なぜそう言い切れるのか、具体的に紹介していきます。
大事なのはタイミング
保育職に限らず、転職はタイミングが命!
もっと良い職場はないだろうか?と、考え始めたときが、転職活動の始め時です。
働きながらの転職活動は時間が作れない・・・
気になる園を見つけても、見学や面接に行く時間が作れない・・・
他の先生にバレたくない・・・
という心配は付き物だと思います。
しかし、せっかくなら自分に合った良い園に転職したいですよね。
そこは少し踏ん張りどころ。
体力的にも、精神的にも追い込まれている状態で、一度退職しゆっくりしてからまた保育職に戻りたい、と考えている人以外は、働きながらの転職活動を頑張って下さい!
働きながらできるかな・・・と不安になる気持ちもよく分かります!
でも大事なのでもう一度言いますね。
思い立ったときが一番ベストなタイミングです。
良い条件の求人に出会う
少しでも「もっと自分に合う園を見つけたい」と思ったのなら、すぐに求人情報のチェックを始めましょう。
ハローワークや保育士求人サイトに登録しても、今の職場にバレることはありません。
他の先生や上司にバレてしまうと、「どうせ辞めるんでしょ」「あの先生辞めるらしいよ」と噂話が広がってしまうのでは・・・という心配もありますが、あなたが公言しなければ、サイトに登録したことでバレるということは一切ありません。
また、一度今の職場を辞めてから、すぐに良い園を見つけて転職しよう!なんていう甘い考えでは、自分に合った園に出会うことが出来ない可能性も。
なかなかいい園ないな~・・・・
としているうちに、どんどん月日が経ち、転職のタイミングがどんどん伸びていってしまいます。
その点、働きながら求人情報を欠かさずチェックしていると、パッと条件の良い求人情報の出会うことが出来ます。
ハローワークに登録したり、保育士求人サイトに登録したりして、転職に関する情報が集めやすい環境を整えましょう。
人気のある園や、労働条件の良い園はの求人は、常に求人が出ているとは限りません。常に求人情報の検索などをし、アンテナを張っておくことをおすすめします。
現在の園にまだ退職の意向を伝えていなくても、求人のチェックは欠かさず行ってくださいね。
周りに内緒で大丈夫
保育園などの狭い人間関係だと、転職活動をしていることがバレないか、心の優しい保育士さんなので、不安になってしまうことも多いかと思います。
でも全然気にすることはありません。
みんなに内緒で大丈夫ですよ。
話が少し逸れるかもしれませんが・・・
「来年の行事はこうしようね!」「来年はもっと〇〇にしましょう!」
など、‟ 来年自分がその場にいないこと ”の話し合いになると、うしろめたさを感じたり、少し罪悪感を抱いたりすることもあると思います。
でも、それは転職をすることが決まっていても、来年のための話し合いなので、園のことを思っていつも通りにしっかり発言していってくださいね。
働きながらをおすすめしない人
転職は働きながらがおすすめ!と何度も言いましたが、例外もあります。
それは、人間関係や病気など、自身の精神面や体調面の悪化で今の園で働いていくことすらキツイ場合。
精神的に追い込まれてしまい、体が悲鳴を上げていることに気づいたのならば、働きながらの転職活動はあまりおすすめできません。
一度、自身の体と心をゆっくり休めてあげてください。
急がなくでも大丈夫です。
退職の意向だけ伝え、最後まで任務を終え、ゆっくり過ごすことも必要だと思います。
先生の身体が元気になって、「また子どもの笑顔が見たいな~」と気持ちに余裕が出来たら、また、保育の世界に戻ってきてくれたら嬉しいです!
保育士の転職の流れ
働きながらでも大丈夫なんだ!バレないなら!と少し気持ちが前向きになってきましたか?
では、実際にどのように転職活動に取り組んでいけばいいのか学んでいきましょう。
退職のタイミングは断然3月
まずは転職のタイミング。
保育職は入園・卒園・進級など、4~3月という年度単位が特に重要度の高い職だと思います。
クラス運営にも関わってくるので、できれば何度末の3月で退職することをおすすめします。
区切り良く退職することは、円満退職にもつながります。
‟ 今すぐ退職する必要がある ”と医師から告げられたなどの重大な退職理由でない限りは「3月で退職します」という意向を伝えてください。
年度末での退職の意向を伝えるのは秋ごろまでに
年度末での退職の意向を伝えるのは9~10月ごろまでがベストです。
法律で退職の意向を伝える期日などが決まっているわけではありませんが、常識的に考えた目安だと思って下さい。
法律では決まっていませんが、退職の意向を伝えることに関して、一定の期日を設けている園もあると思います。
私の勤務園では、「退職希望日の3か月前までに退職の意向を園長先生に伝える」というルールがあります。
その理由としては、次年度の保育者の求人や仕事の引継ぎなど、次年度への体制を整えるため。
なので、勤めている園の就労規則などで確認してみることをおすすめします。
もし確認できないようであれば、常識的な時期としては9~10月までに退職の意向を伝えてください。
年度途中での退職の場合
一般的には年度途中に退職したい場合、2週間から1ヶ月前には退職の意志を示し、引継ぎの業務を行ってから退職という形になります。
ただ、先ほども伝えましたが、年度の途中で急に先生が辞めてしまうのは、子どもたちにもあまりいい影響はありません。
補足:体調面でという場合は、医師からの診断書などがあると、急な退職での相手に嫌な影響を与えることなく退職できるかもしれません。
但し、担任制などのない託児所や小規模園、院内保育などの場合は年度という単位にさほどこだわりはないことも多い傾向にあるので、そういった場合は転職する3か月ほど前までには退職の意向を伝えてもいいかと思います。
求人が増えるのは10月以降
夏ごろから次年度の意向の面談が始まる園も多くあるため、10月ごろからは求人の数が一気に増える傾向にあります。
それまでにハローワークや保育士の求人サイトに登録し、こまめに求人情報をチェッしておきましょう。
園の見学もOK
働きながら良い求人が見つかったとしたら、迷いなくアポを取ってください。
現在の保育士として働いていること、今すぐの転職ではないこと、一度園の雰囲気を見たいということなど、自身の意向を求人先に問い合わせてみてください。
園見学はできれば平日に行くことをおすすめします。
平日休みがない場合は有給休暇を使ったりして、子どもが登園している時間帯の園見学に足を運ぶことをおすすめします。
転職活動の流れのまとめ
この記事では、働きながらの転職活動について紹介してきました。
最後にもう一度おさらいです。
- 転職活動は働きながらがおすすめ
- 周りには内緒で大丈夫
- 退職の意向は9~10月ごろに伝える
- 退職は3月が一般的
- 求人が増えるのは10月
私が保育士として経験してきた情報をもとに、転職について紹介させていただきました。
転職に関する情報を他にも紹介していますので、参考にしていただければと思います。
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