保育園の雰囲気を良くするには?保育士が心がけたい3つのマインドセット

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「職場の雰囲気を良くしたいけど、どうしたらいいだろう?」
「もっと明るく、気持ちよく働けるようになる方法はないかな?」

 

そんな悩みを抱えている保育士さんも多いのではないでしょうか。

日々の仕事が忙しい中でも、少しの工夫で職場の雰囲気をより良くするする方法があることを知っていますか?

mozせんせい
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この記事では、保育士として働く皆さんが職場で実践しやすい3つのマインドセットをご紹介します。気持ちよく働ける環境づくりのヒントに、ぜひ役立ててみてください!

マインドセットとは?

マインドセットという言葉はあまり聞きなれないという方もいると思うので、「マインドセット」について最初に説明しておきますね。

マインドセットとは、物事に対する「心の持ち方」や「考え方のクセ」のことを言います。例えば困難な状況に対して「どう捉えるか」や「どう向き合うか」を決める、自分の基本的な姿勢ともいえます。

言い換えると、物事に対して前向きに考えるか、それとも悲観的にとらえるか、というような「自分の心の向き方」をコントロールする考え方のことです。

意識的に変えられる

このマインドセットは、性格や習慣のように変わりにくいものと思われがちですが、意識して取り入れることで、少しずつ変えることが可能なんですよ!

例えば、

  • 「忙しくても感謝の気持ちを伝える」
  • 「相手の立場に立って考える」

など、小さな意識を持つことで、自然とポジティブなマインドセットが身についていきます。

mozせんせい
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保育の現場では、自分の心の持ち方が同僚や子どもたちに大きな影響を与えることが多いため、マインドセットを意識することは特に大切だということを知っておいてくださいね。

①ポジティブな言葉を意識する

  • 感謝の言葉を積極的に伝える
  • ネガティブな話題を避ける
  • 前向きなフィードバックを心がける

 

感謝の言葉を積極的に伝える

まず心がけてほしいのが、感謝の気持ちを言葉に出して伝えること。

「ありがとう」「助かります」といった感謝の言葉は、相手のやる気を引き出す大きな力になります。

 

普段の仕事で、意識的にこのような「感謝の言葉」を増やしてみましょう。

感謝の気持ちをしっかり伝えることで、同僚や先輩後輩の心も自然と温かくなり、お互いが気持ちよく仕事をできる環境が生まれますよ。

また、お互いが感謝の気持ちを伝えあうことで、職場内で「自分が認められている」と感じられる瞬間が増え、チーム全体の一体感が強まり、保育園全体の雰囲気もぐっと良くなるので、是非今日から取り入れてみてください。

 

ネガティブな話題を避ける

日々の保育業務では、忙しさや大変さからつい愚痴や陰口が出やすい場面もありますが、こうしたネガティブな話題は、職場の雰囲気に影響を与えてしまいます。

 

意識的にネガティブな話題を避けることで、保育園全体が前向きな空気に包まれます。

 

同僚も「ここでは安心して働ける」と感じ、リラックスした環境でお互いの良さが引き出されるようになります。心地よい空間が広がると、子どもたちにも良い影響が及び、保育の質も向上します。

前向きなフィードバックを心がける

フィードバックをするときには、ポジティブな視点で伝えることを意識してみましょう。

 

どうしても改善点を指摘する場面が出てくることもあるかと思います。そんなときに、相手が前向きに受け止められるよう、具体的な方法や解決策を添えることで、受け手のやる気が保たれます。

 

具体例①

NG 「先生の時間配分があまり良くなかったから、最後がバタバタになってしまったね。」

↓↓

〇 「今日の活動、とても楽しそうでしたね!次回は片付けの時間を少し多めにとってみると、もっとスムーズになるかもしれませんね。」

 

具体例②

NG 「あの対応は少し厳しすぎるかもね。もっと優しくしてあげてね。」

↓↓

〇 「あの場面では、少し穏やかな声かけで寄り添うと、子どもたちも安心しやすいと思いますよ。」

具体例③

NG 「ちゃんと準備しておいてって言ったよね?時間が無駄になってしまうよ!」

↓↓

〇 「次回の準備の時間をもう少し多めにとると、もっとスムーズに進むと思うよ。いくつか役割を分けて準備してみるのはどうかな?」

このような「前向きなアプローチ」は、信頼関係を育むきっかけにもなります。

職場にこうしたポジティブなフィードバックの文化が根付くと、チーム全体が成長する意識を持ちやすくなり、働く意欲が自然と高まっていくと思います

mozせんせい
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ポジティブな言葉を意識することは、職場の雰囲気を良くするための第一歩!こうした言葉の力は、あなたの保育園に温かく前向きな空気を広げ、保育士同士の絆も強めてくれますよ。

 

②相手の立場に立って考える

 

 

  • 「相手の気持ち」を考えてみる
  • 「今、何が必要か」を感じ取る
  • 「ちょっとしたサポートや声かけ」を心がける

 

「相手の気持ち」を考えてみる

まずは、日常の中で「相手の気持ち」を想像してみるようにしましょう。

同僚が疲れていたり、子どもたちが不安そうにしているとき、どんな気持ちでいるかを考えてみるだけで、自分の行動が変わりませんか?

先生方は、子どもの気持を汲みとることが得意なので、きっと他の先生のちょっとした表情の変化にも気が付くことができるのではないでしょうか。

もちろん相手の気持ちが100%理解できなくても大丈夫。相手の気持ちを理解しようとすることが、自然と共感を引き出し、安心感のある環境につながっていきます。

 

職場の人間関係は、ただの仕事仲間以上のつながりが求められます。互いに「自分の気持ちも分かってくれる」と感じることで、信頼関係も強まります。こうした気持ちが重なっていくと、保育園全体の雰囲気が柔らかくなっていきます。

「今、何が必要か」を感じ取る

次に、相手が「今、何を必要としているのか」を感じ取ることも大切です。

 

同僚が何かを頑張っているとき、どんなサポートがあると助かるだろう、と考えてみるのもいいですよ。

子どもたちに対しても同様で、「何をしてほしいのかな?」と考えるだけで、その場の空気が変わる瞬間があるかと思います。

この小さな気配りの積み重ねが、職場での信頼や安心感を生み出します。お互いが何を求めているかを意識して行動することで、チームワークが強まり、自然と働きやすい環境ができていきます。

 

「ちょっとしたサポートや声かけ」を心がける

最後に、「何か手伝おうか?」という一言や、ほんの少し手を差し伸べるサポートが職場に与える影響はとても大きいです。

自分の仕事で手が離せないときでも、少しだけ気遣いの言葉をかけるだけで、相手に「見守られている」と感じさせることができます。

 

助け合いの文化が根付くと、園全体に安心感が広がり、働きやすさがどんどん増していきます。気軽な声かけやサポートが、あなた自身も気持ちよく働ける環境作りに繋がっていくのです

 

mozせんせい
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「相手の立場に立って考える」という姿勢は、あなたのちょっとした行動から職場全体に波及し、保育園の雰囲気を明るく、働きやすいものに変えてくれますよ。

 

 

③自己管理を意識する

 

  • 十分な睡眠を確保する
  • バランスの取れた食事を心がける
  • ストレス解消の時間を作る

 

十分な睡眠を確保する

睡眠が足りていないと、どうしても集中力や気持ちの余裕がなくなりがちですよね。

 

特に保育の現場では、子どもたちや同僚への接し方に影響が出てしまうことも。

 

十分な睡眠を取ることで、身体も心もリフレッシュされ、イライラを防ぎやすくなります。朝から元気でいられると、ポジティブな空気が自然と周りにも伝わり、職場全体が活気づきますよ。

お仕事や家事で毎日忙しいと思いますが、疲れがたまると体も心もだんだん負担がかかってしまいます。睡眠時間を確保するということは、なかなか難しいかもしれませんが、まずは少しだけ早く寝る日を週に1日でも作ってみませんか?

もし、自分自身の睡眠時間が足りていない!と感じる場合は、少しずつ意識することで、体が楽になり、心にも余裕が出てくるはずです。

mozせんせい
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自分のための時間を、大切にしてくださいね。

 

 

バランスの取れた食事を心がける

当たり前の事かもしれませんが、保育の仕事は体力勝負です!

食事もできる範囲でがけてみてください。

栄養バランスが整っていると、体調も安定し、日々のパフォーマンスが向上します。

忙しい日々の中でも、食事の質に気を配ることは、健康な心身を保つための重要なポイントです。

健康的なエネルギーがみなぎっていると、自分自身が仕事に対して前向きでいられ、周りの人もその姿に安心感を抱きますよ。

mozせんせい
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あなただけでなく、他の先生にもこの情報を共有し、チーム全体が健康的な生活を意識することで、職場にポジティブな雰囲気が育まれます。

 

ストレス解消の時間を作る

プライベートの時間は充実していますか?

ストレス解消も仕事のコストパフォーマンスが上がる大切なマインドセットです。

ストレスが溜まると、些細なことでも不満が募りやすくなります。そのため、定期的にリラックスする時間や自分の好きなことに打ち込む時間を作ることが大切です。

たとえば、

  • 趣味の時間の確保
  • 軽い運動をする
  • 休みの日にゆっくり映画を見る  など・・・

頑張っている自分をたっぷり甘やかし、上手にストレスを発散しましょう。

ストレスが解消されていると、自然と気持ちに余裕が生まれ、同僚や子どもたちに対しても穏やかに接することができるようになりますよ。

mozせんせい
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自己管理を意識することで、自分自身が健康的でポジティブな状態を保てるだけでなく、その姿勢が職場全体に良い影響を与えます。

保育士が心身共に元気でいることで、保育園全体が明るく、穏やかな雰囲気に包まれることを覚えておいてくださいね。

 

職場の雰囲気を良くするための3つのマインドセットとは

最後に3つのマインドセットについて、もう一度お伝えしたいと思います。

日々の保育業務の中で、上記の3つのマインドセットを取り入れることで、職場の雰囲気がぐっと明るく、温かいものになってきます。

また、保育士同士が感謝の気持ちや思いやりを持ち、健康的で前向きな状態で働けることで、子どもたちにとっても安心できる環境が自然と整います。

この3つのマインドセットは、周囲との信頼関係を深め、自分自身の成長にもつながる大切なステップということを心の片隅で意識し、是非先生方が勤務する園の雰囲気を今よりもっと良いものにしていって下さいね。

mozせんせい
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「どうしても分からない!」「こんな職場で困っている!」「書いてあるようなことは簡単には取り入れられない!」という困りごとがありましたら、いつでもコメントしていただければ相談にのりますね。

ほいく畑

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