保育園での仕事は子どもたちと接するやりがいも大きい一方で、同僚や上司との人間関係に悩むことも少なくないですよね。園内でのコミュニケーションや保護者との対応でストレスを感じ、どうすれば改善できるか悩んでいる保育士さんも多いのではないでしょうか?
そう感じたときに、ちょっと気分転換してみませんか?と提案する記事になっていますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
目次
人間関係がめんどくさい疲れた、と感じたら〇〇がおすすめ!?
ズバリ「副業」がおすすめです!
〇〇がおすすめ!なんて、周りくどく気を引くような表現をしてしまいましたが、私がおすすめするのはズバリ「副業」です。
はい?人間関係の話してるのに、何わけの分からないこと言ってるの!?そう感じた方の思考は正常だと思います(笑)
でもちょっと話がズレすぎていて、それはそれで気になりますよね。
では、私がなぜ副業をおすすめするのかというポイントを3つ紹介していきます。
1. 異なる人間関係がストレスを分散させる
保育士として働いていると、どうしても同僚や上司、そして保護者の方々との関係が中心になりますよね。
先生方も、職場の人間関係がうまくいかないと、つらく感じることはありませんか?
私自身、そういった悩みを抱えていた時期がありました。保育園や幼稚園は閉ざされた小さな世界だからこそ、人間関係のストレスが積み重なることも少なくないんです。
そこで一度、園内の小さな人間関係から、視点を外に向けてみる、という思考の変換をしてみるのはいかがでしょうか?
副業を始めることによってもたらす人間関係のへのメリットをピックアップしてみました。
新しい考え方に触れる機会が増える
副業の種類にもよるかもしれませんが、副業をすることは、園という小さな世界から視点が広がるきっかけになります。そのため、私自身は副業を通して以下のようなメリットがあると考えています。
- 保育業界とは違う職場文化やコミュニケーションスタイルに触れる
- 幅広い年齢層や背景を持つ人々と交流できる
- 異業種の問題解決方法を学ぶことができる
副業で接する人たちの職場環境は、保育園とは異なる文化やルールが存在することが多いですよね。
そういった違う職種の人たちとの交流は、保育園ではあまり使われない形式的なコミュニケーションや、異なる業界特有の協力の仕方に触れる機会につながります。これにより、職場でのコミュニケーションにおける新しい視点が得られ、保育現場でも「他の方法でも話を進められるかも」といった柔軟な対応力が生まれます。
また保育士として働いていると、周囲の同僚や保護者、子どもたちはある程度似たようなバックグラウンドを持つことが多いですが、副業では異なる職種や業種、年齢層の人たちと接する機会が増えます。
たとえば、フリーランスで働くデザイナーや営業職の人たちとの対話を通じて、物事の進め方や悩みの解決方法が異なることに気付くことができます。その経験により、「こういう考え方もあるんだ」という気づきを生み、現職での人間関係の捉え方を見直すきっかけになります。
こうした新しい人間関係を通して、保育士間や保護者との人間関係、日々の保育に対する問題解決への新しいアプローチ方法が見つかるかもしれませんね。
心のより所が広がり、増える
職場の同僚や上司だけでなく、副業先の人々との交流は感情的な支えになります。
保育の現場とは異なる人間関係があることで、一つの関係が悪化しても、他の関係からのポジティブな影響を受けやすくなります。
例えば、
- 職場以外の仲間からの励ましや共感
- 異なる環境での自己表現による心の解放
このような精神的メリットがあると考えられます。
副業を通じて新たに知り合った仲間と、仕事の悩みや個人的なストレスについて話すことで、職場の人には言えない悩みも打ち明けやすくなるかもしれません。
副業をしている仲間や、共通の趣味を持つ人々からの共感やアドバイスを受けることで、「自分だけが悩んでいるわけではない」という気持ちになり、心の支えになってくれる可能性もあります。
また、保育士としての職務では、子どもたちの前で自己表現が制限される場面もありますが、副業の場では自分らしく振る舞えることが多いと思います。
たとえば、クリエイティブな仕事や自由な雰囲気のコミュニティであれば、ありのままの自分を表現できる場として使うことができます。つまり、副業で新しく作った仲間との会話は、保育園の仕事で感じるストレスを軽減する「逃げ場」や「休息の場」となるということです。
こうした感情的な支えが職場外で増えることは心のバランスを保つためにもとても大切なこと!
一つの環境に縛られず、副業という機会を通じて、違う場所での心のよりどころを増やすこともおおすすめのポイントです!
役割の変化によるストレス軽減
職場では保育士としての役割を担いますが、副業により別の役割(たとえば、販売員、フリーランスなど)を果たすことで、一つの役割に閉じ込められるストレスが減り、他の役割での成功や喜びが全体のストレスを軽減します。
つまり、 ‟保育士ではない自分” として仕事をすることが、ストレスの軽減につながるということです。
具体的には、このような変化を感じることができるとわたしは考えています。
- 職場での役割からの解放
- 新しい役割での自分の発見
- 固定されたイメージからの解放 など
「保育士」という立場は、子どもたちにとっても、保護者にとっても「先生」ですよね。でも時には「先生」という肩の荷を下ろして、自分らしく仕事を楽しむという経験もあっていいと思うんです。
また、副業の世界に飛び込むことで、新しい自分を発見する機会にもなり、その新しい役割の中で保育士としては味わえない達成感を味わうこともできるようになります。
一つの役割に縛られず、多様な自分を表現することで、職場でのストレスが軽減すると考えたら、副業もありかも!?と思えてきませんか?
経験者の声
私が副業することをおすすめした知人の保育士さんもこんな風にコメントしてくれています。
人間関係に悩んでいた時、私が救われたのは、副業を通じて全く違う業界の人々と関わる機会を持てたことでした。異業種や異なるバックグラウンドを持つ人たちと話すと、普段の職場での悩みが少し小さく感じるんです。「あの問題、もしかして私が深く考えすぎていただけかな?」と思うこともありました。
副業で視野を広げることができて本当に良かったです!
副業を始めてからは、保育士としての職場以外の人たちと仕事をする機会が増え、保育園内で感じていた悩みを他の人に相談できるようになりました。異業種の人たちとの会話は新鮮で、保育園の閉鎖的な雰囲気から解放されることができました。
ストレスバッファー仮説
「異なる人間関係がストレスを分散させる」という視点は、「ストレスバッファー仮説」と言って、科学的なデータとしても立証されているので、少し難しいかもしれませんが紹介しておきますね。
人間関係がストレスに与える影響についての研究では、職場における単一の関係性が過度に強くなると、その関係の悪化が直接的にメンタルヘルスに響きやすいことが示されています。
一方で、複数の人間関係を持つことが「バッファー」(緩衝材)となり、ストレスの影響を分散させる役割を果たすことも報告されています。たとえば、ソーシャルサポートの研究では、異なるグループからのサポートがある人は、ストレス耐性が強化され、精神的な安定感が得られやすいという結果が見られます。
「ストレスバッファー仮説」は、社会的支援がストレスに対して「緩衝材」として機能することを説明する理論です。具体的には、家族、友人、同僚など複数の人間関係が存在することで、特定の場面でストレスを受けたとしても、他の関係がその影響を緩和する役割を果たすとされています。社会的支援が多様であるほど、ストレスの影響を分散しやすく、心理的な健康を保つのに役立つという内容です。
参考文献;ソーシャル・サポートの効果に関する拡張マッチング仮説による検討 : 在日中国系留学生を対象として (jst.go.jp)
このような視点を含めると、保育士が副業を通じて異なる人間関係を構築することが、職場でのストレスを軽減する手助けとなることが、説得力を持って伝わるでしょう。
2. 新しいスキルや知識が自信を取り戻すきっかけに
保育士のお仕事、毎日一生懸命頑張っているのに、なんだか同じことの繰り返しで少し自信を失ってしまうこと、ありませんか?私も以前、そんな気持ちに陥ってしまったことがありました。
保育園での仕事に全力を注いでいるのに、ふと「これでいいのかな?」と思ってしまう瞬間、きっとみなさんも経験があるのではないでしょうか。
スキルアップの体験談
ここで少し私の体験談をお話します!
例えば、私の場合はこのようなブログという副業を選択したことで、保育に関するより正しい知識を皆さんにお伝えしたい!という思いが強くなりました。
ブログを書くために私が取り組んだことは
- たくさんの本を読む
- 保育に関する様々な分野の知識を得る
- たくさんの保育士さんに話を聞く
- 悩みを抱える保護者や、発達などで悩む方などとも話を聞く機会を作る
このようなことを真剣に取り組んできました。そういった経験を積み重ねていくうちに、いつの間にか保育園での振る舞いが良い方向へと変化していったのです。
副業のために、と思って始めた勉強が実際の現場でも役に立つことばかりで、勉強したスキルを職場でも生かしていこうと思うようになり、仕事に対しての自信と取り戻すことができました。
また、保育園での仕事以外の分野でも
- マインドコントロール
- 児童発達
このような分野にも意識が向くようになり、副業を通して資格の取得という目標も持てるようになりました。
専門知識の応用と新しい視点の導入
このような体験から私が感じたことは、
副業で得た知識やスキルは、保育の現場にも応用できる場合が大いにある。ということです。
今まで見たことのなかった、聞いたことのなかった分野の知識がどんどん増えていくことで、保育の現場において今までとは違った観点で物事をとらえることができるようになるんです!
また、そのような視点が持てるようになることで、「できることが増えた」という感覚を味わえるようになり、自分自身の自己肯定感も上がっていくと思っています。
みなさんも、もし今自分の力に自信が持てないと感じているなら、新しいスキルを学んでみるのはいかがでしょうか?
保育士としてのスキルに加えて、何か新しい知識や技術を身につけることで、日々のルーティンに新しい風が吹き込み、仕事に対する姿勢も自然と前向きになるかもしれませんよ。
3. 自由な働き方が心の余裕を生む
副業は多くの場合、自分のペースで取り組めるという利点があります。
私が取り組んでいるブログもその一つ。
保育士の仕事は時間やスケジュールが厳しく、忙しさに追われがちですが、副業では自分で働く時間をコントロールできることが多いんです。
しかし副業の自由さが、心の余裕を生み、結果として仕事へのストレス軽減につながるということを知っておいてください。
時間がない!副業なんて余裕はない!やらなきゃいけないことが全然終わらない!とイライラしているとしたら、むしろその逆です。自由な働き方ができる副業へ夢中になる時間を作り、本業のことを1ミリも考えない時間を作ってみてはいかがでしょうか?
実際に副業をしている私の体験談
先ほども少し紹介しましたが、私が副業としてブログの運営を始めたことについてのお話も時系列でお伝えしたいと思います。
「あの人との関係がつらい…」「毎日同じ問題ばかりで逃げ出したい」「何で私の気持が伝わらないの?」
という人間関係のストレスがMAXに!
人間関係に悩みすぎて、「もうこの職場はやめようかな・・・」とたびたび感じ始める
でも辞めたくないという気持ちの方が大きい
そんな時に、自分の好きなことを楽しみ副業をしている友達が輝いて見えるようになる・・・
自分に何かやれることはないだろうか。と悩んだときに思いついたのがこの“ブログ”という方法でした
このブログを始めたことで、もっと学びたいという欲が出始め、たくさん本を読んだり、新しい人と関わったりするように。
保育の仕事とは違うかも、と感じる分野も幅広く学び、コミュニケーション能力やマインドコントロールについても知識を習得
結果、職員間や保護者との関係が良好で、職場での評価が上がる
このような気持ちの変化を経験しながら、今に至るというわけです。
以前の私は、職場に行くのが苦痛になることばかり・・・気持ちもふさがり保育もうまくいかない・・・どんどん保育士としての自信を喪失・・・という負のスパイラルの中にいました。
そんな時、ふと「職場以外で何か新しいことを始めてみたら気持ちも変わるかも」と思ったのが、副業に目を向けるきっかけでした。
私の場合は仕事にも繋がるような内容のブログという世界に目を向けましたが、いざやってみると、全然ハードルも高くなく、むしろ楽しい!と感じたのです。
最初は、「私なんかが他に何ができるだろう?」と少し不安な気持ちもありましたが、始めてみないと分からない世界がきっとあります!
副業はもちろん本業と同じ分野でなくても大丈夫!新しい環境で異なる人たちと交流することが、意外とリフレッシュになると思います。
人間関係が面倒くさいと感じたときに・・・まとめ
最後にこの記事のまとめをしていきますね。
人間関係が面倒くさい!疲れた!辞めたい!と感じているのであれば、一度「副業」という方向に目線を変えて気分転換してみてはいかがでしょうか?
みなさんも、もし今の環境で行き詰まりを感じているなら、副業という新しい世界をのぞいてみるのも良いかもしれませんよ。
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副業に関する記事、人間関係に関する人気の記事もあるので、良ければ参考にしてみてください。
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