【保育士目線で解説】発達支援系の資格を取る必要性とメリット・デメリット

[記事内には広告が含まれています]

発達支援系の資格なんて取る必要あるの?
意味がない?
所詮民間資格でしょ?

そう思って、資格の取得をためらっているあなた!

資格を取る意味は、十分にあります!!!

mozせんせい
mozせんせい

そこで今回は、資格を取得するメリット・デメリットについて紹介していきます。

取得の必要性がある4つの理由

資格についての詳細が知りたい場合は、下の記事を参考に↓↓

【経験者が語る】保育士が発達支援の資格を取る必要はある?発達支援系資格の一覧あり

私の経験上ですが、近頃気になる子、が増えてきたことで保育の進め方に迷うことが増えてきたように感じています。

そこで、何かいい方法はないだろうか?と発達支援系の本や資格取得などで情報収集し続けているのですが、そんな「mozせんせい」が、‟保育士が発達支援系の資格を取る必要性はある!!” と断言する理由は4つ。

  • キャリアアップ
  • 保育の質が向上する
  • 周りからの信頼が厚くなる
  • 転職などの面接時に有利

①保育士としてのキャリアアップ

保育士は昇級が難しい職と言われ、なかなかキャリアアップの機会がありませんでした。

しかし近年は「専門リーダー」など主任保育士以外にも名前のある地位が増えてきています。

なので、資格を取得すれば、新しい知識を得るため勉強に取り組んだ事実を可視化でき、キャリアアップの実績としても認められやすくなります

mozせんせい
mozせんせい

今回紹介した資格を取得することで、給料が著しくアップということはどの園でもないと思いますが、「〇〇先生は発達障害に詳しい!」と思ってもらえることが、先生のキャリアアップにもつながりますよ。

 

②保育の質の向上

また、発達支援を要する子に対し、適切な関わりができているという、保育の質を評価され、周りからの信頼も厚くなります。

現場では気になる子に対する ‟困った” が本当に多いですよね。

そんな時に、「あ、この関わり方を試してみよう」と考えながら保育を進めていくことで、発達障がいを抱えるお子さんにとって保育園は過ごしやすい環境だと感じてくれることも増えてきます。

「こんな関わり方はどうかな?」という先生の引き出しの多さは、保育士にとってとっても大切なこと。

誰か一人の先生の質が上がることで、園全体の士気も上がり、結果として、園全体の保育の質が上がっていくでしょう。

③保護者からの信頼度アップ

保護者にとって保育士は信頼を寄せる存在です。保育のプロとしてはもちろん、自分の子どもを共に育んでくれる存在として、保育士を信頼している保護者は少なくないでしょう。

そんな保育士が、我が子の‟困った”に気が付いてくれたり、保護者自身の‟困った”に気づき声をかけてくれることはとても嬉しいことです。

発達障がいへの知識を深めることで、「こんな声をかけたら、〇〇ちゃんはすぐに気持ちを切り替えてくれますよ」など、園での様子や関わり方を適切に伝えることが出来るようになります。

また必用に応じで、療育などへもつなげていく必要も出てきますよね。そんなときに自信を持って支援へ繋げられるよう、発達障害についての専門性があることで保護者の信頼を得られるという点もメリットと言えるでしょう。

④転職で有利に働くことがある

発達支援関連の資格は民間資格であっても、履歴書に記載することができます。

そのため、転職を考える際、有利に働くこともあるでしょう。

保育の現場では、発達支援の必要なお子さんが増えているので、何か一つ資格を持っておいて損はないと思います。

※資格の詳細は公式サイトでチェック!

資格を取得するメリット

先ほど資格取得の必要性のところでお伝えしてきたことと、重複してしまうところありますが、メリットについえも考えていきましょう。

専門知識を身につけられる


資格取得の過程で、発達障害やその支援方法について体系的に学べます。これにより、日常の保育や子どもへの対応がより的確になります。

: 自閉症スペクトラムの子どもがコミュニケーションで困難を抱えている場合、絵カードやビジュアルスケジュールを活用した支援方法の習得ができます

保護者や同僚からの信頼が高まる


資格があることで、保護者や職場の同僚から「この先生は知識が豊富」と評価されやすくなります。

 

特に発達に課題を抱える子どもの保護者にとっては、かなり頼れる存在になれるでしょう。

mozせんせい
mozせんせい

私自身もこの立場にありますが、気になる子がいた場合、「先生はどう思う?」など、他の先生から質問をされることが増え、信頼度が上がりました。

転職やキャリアアップに役立つ


発達支援系の資格を持つことで、特別支援学校や療育施設への転職が有利になるほか、保育園でのキャリアアップにもつながります。

現在、児童発達支援を行っている施設がとても増えていますよね。それに伴い、療育施設の求人も増加傾向にあります。

もし、転職をしたい!キャリアアップをしたい!と思った時に、発達支援系の資格を持っていることで、その分野への先生の熱意が伝わり、転職の際のアピールポイントにもなります。

子どもの多様性への理解が深まる


「インクルーシブ保育」という言葉は聞いたことはありますか?

今の保育業界では、子ども同士が多様性を認め合って過ごし、共存して生きていける基盤を作ることを求められています。発達障害があるお子さんへの理解を深めることで、子どもたち一人ひとりの個性やニーズを尊重した保育を実現できます。

結果として、すべての子どもが安心して過ごせる保育環境の構築に貢献できます。

※カリキュラムや費用の詳細は資料でチェック!

デメリット

資格取得に対してマイナスな感情が芽生えている方のほとんどがこのデメリットに関する点だと思います。

①取得に時間と費用がかかる


発達支援系の資格取得には、数万円~十万円程度の費用がかかる場合があります。また、講座や試験のための時間を確保する必要があります。

多忙なワークスタイルの中で、勉強時間を捻出すること、資格のために出費をすることにためらいを感じることは無理のないことだと思います。

 

mozせんせい
mozせんせい

空き時間に動画を見たり、テキストを読んだりと時間を見つけながら進められる資格や、無理のない受講料の資格にチャレンジするという方法が良いですね。

 

一部の職場で評価されにくい場合がある


保育園や職場によっては、発達支援系資格の価値を十分に理解してもらえないこともあります。この場合、資格が直接的な昇給や待遇改善につながらない場合もあります。

ただこの心配に関しては、資格があるからというネーミングだけでなく、実際に取得した資格の内容を実践で活かすことで、キャリアアップのチャンスをつかむことができます!

mozせんせい
mozせんせい

私も発達支援系の資格を持っていますが、就職時には大々的に公表しませんでした。しかし、他の先生より明らかに知識が深く、その対応力が認められ、専門リーダーに任命されています。

専門知識がプレッシャーになる可能性


資格を持つことで「すべての発達課題に対応しなければ」というプレッシャーを感じる場合もあります。特に周囲の期待が高い職場では負担になりがちです。

mozせんせい
mozせんせい

「資格を取得した!」と公表する前に、学んだ内容を現場で実践していき、対応力を高めることをおすすめします。資格を取ったからスペシャリストになれた!と思うのでなく、それを実践し保育を変えていくことに意味があると思います。

どんなことに対してもデメリットは付きものだと思います。

そのデメリットよりもメリットの方が大きい!と思えた時に、前に進むことができるんです!

※カリキュラムや費用の詳細は資料でチェック!

どうして資格取得をしたいと思ってる?

この記事を読んでくださっているということは、資格を取得したいけど、取得しようか迷っている。という段階ですよね。その気持ち良く分かります!私も講座に申し込もうか辞めようか・・・と散々悩みました。

では最後に一つ質問です

どうして発達支援系の資格を取得したいと思ったのですか?

きっとその感情が答えだと思います。

mozせんせい
mozせんせい

ちなみに私は、ただ単純に発達に凸凹がある子の理解を深め、自分のスキルアップをしたかったから。

発達支援系の資格を取得することで、現場での自信が深まるだけでなく、キャリアの幅も広がります。

  • 子ども一人ひとりに寄り添った保育をしたい
  • キャリアアップや転職の選択肢が増やしたい
  • 自分自身の成長とやりがいを向上させたい

この理由だけで十分だと私は考えています。

資格取得後の未来は?

資格を取得することは、新しい未来への第一歩です。

発達支援系のスキルを活かして、より多くの子どもたちとその家族を支える存在になれるだけでなく、自分自身の成長も実感できるはずです。

資格取得後のあなたは、今よりさらに輝く保育士として、周囲の人々に影響を与えることができますよ!

 

※カリキュラムや費用の詳細は資料でチェック!

 

 

おすすめの資格一覧

資格名認定団体受講料難易度受講方法公式サイト
児童発達支援士

一般社団法人人間力認定協会

37,400円+4,070円(受験料)簡単テキストと動画にて受講
受講完了後、オンラインで受験
公式サイト
発達障害児支援士日本発達障害支援協議会税込109,780円簡単認定講座を受講し、オンライン試験公式サイト
早期発見支援士一般社団法人こども家族早期発達支援学会約136,800円難しい6領域12講座をすべて受講
書類選考
公式サイト
発達障害支援アドバイザーヒューマンアカデミー税込41,800円簡単eラーニング動画視聴
課題・テスト
公式サイト
子ども発達障害支援アドバイザーユーキャン一括34,000円簡単テキスト・DVD・添削課題公式サイト
子ども発達障がい支援実務士ユーキャン一括34,000円
分割 月々3,410円×11回
少し難しいテキスト・DVD・添削課題公式サイト

この一覧の詳細は、下の記事で確認できます!!

【経験者が語る】保育士が発達支援の資格を取る必要はある?発達支援系資格の一覧あり

※カリキュラムや費用の詳細は資料でチェック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です